みなさんこんにちは!
雪が降る日も多くなり、すっかり冬の装いですね。
暖房の効いた部屋で飲むビールが楽しみな看護師沢田です。
今日は小鳥のごはんについてのお話です!
小鳥のごはんと言えば、こんな種のごはんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
こういった種子のごはん(シードと言います)は取り扱っている所も多く、好んで食べるコも多くみられます。
ですが、このごはんのみを与えている場合、ビタミンやミネラルなどの栄養分が不足してしまいます。
シードを与える場合には野菜や果物、ボレー粉、ビタミン剤などのサプリメントをいっしょに与える必要があります。
詳しくはこちら(小鳥のごはん、揃えています)のブログもご覧ください。
当院ではペレットタイプのごはんを多く取り扱っており、シードでは栄養管理がうまくできないコはこちらへの切り替えをおすすめしております。
現在当院でも多数のペレットフードを取り扱っていますが、何を選べば良いのかわからない!という方のために、成鳥用、幼鳥用のサンプルフードセットをご用意しております。
成鳥用フードセットの内容はこちら。()内は粒の大きさです。
ラウディブッシュ デイリーメンテナンス(ニブルズ)・・・成鳥用の常用食として栄養バランスのとれた無着色のペレット
ラウディブッシュ ローファットメンテナンス(ニブルズ)・・・脂肪が付き過ぎた時や、鳥の体質改善に使える低脂肪の総合栄養食(動物病院のみでの取り扱い)
ハリソン アダルトライフタイム(スーパーファイン)・・・健康で、繁殖期や換羽期以外の小型鳥向け、100%オーガニック原料を使った鳥用有機ペレット
健康に問題がない成鳥でしたら、こちらの中から好んで食べてくれる物を選んで頂くのも良いかと思います。
幼鳥用フードセットは上記3種の中で、ローファットメンテナンスの代わりに、ハリソン ハイポテンシー(スーパーファイン)が入った物になります。
ハイポテンシーは高栄養のごはんで、幼鳥期の他に換羽期や繁殖期、体重不足や病気からの回復期などにお使い頂けます。
当院で在庫しているフードの粒の大きさは、ニブルズやクランブルなどの小粒、スーパーファインなどの極小粒をご用意しておりますが、それでも粒が固くて食べにくいというコの場合は砕いて与えて頂くか、マッシュという粉状のフードもご注文頂けます。
またもっと大きいサイズの粒も取り寄せる事ができますので、大型鳥にも対応が可能です。
他にも低脂肪、肝疾患用、高栄養など、各種疾患に合わせたフードもご用意しております。
シードのごはんに慣れている鳥さんの場合、ペレットに切り替えるのはなかなか根気がいる作業になってきますが、ペレットに慣れてくれれば病気の時に食べられるフードの幅も増えますので、健康なうちに切り替える事をおすすめします。
鳥さんは繊細なので、フードの切り替えをしても問題がないか診察を行い、切り替え方もスタッフからご説明させて頂いた上で行う事をおすすめ致します。
詳しい切り替え方法に関しては近々まとめた物を当院待合室に置く予定なので、そちらもぜひご覧ください。
海外で生産されるフードなので、欠品や取り寄せにお時間を頂く場合もあります。
ご希望の方はお早めに当院スタッフにお問い合わせください!
この記事を書いた人

- 知らない環境では動物も飼い主様も不安な気持ちになる事も多いと思います。そんな不安な気持ちに寄り添い、安心して帰ってもらえるような看護を目指しています。飼い主様と動物が幸せに暮らしていくためのベストな方法を、いっしょに考えていきたいと思っています。
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