白内障と核硬化症の違いって?

みなさま、ジリジリと暑い日が続きますね。
湿度が大嫌いな看護師山田です。
体調を崩したりなどしていませんか?動物だけでなく私達も体調には気をつけましょう((+_+))

今日は犬の眼についてのお話です。つい最近ですが私が飼ってます花道くん、先生に診てもらい「白内障」があることが分かりました。
ここ1~2年で眼が白くなってきたなぁとは思っていましたが「核硬化症」だと勝手に思っていました。
「白内障」と「核硬化症」の違いはみなさん知っていますか?
もちろん知っている方もいらっしゃると思いますが、どちらも見た目はあまり違いはありません。
「核硬化症」は高齢犬によくみられ、眼の水晶体核が年齢を重ね密度の変化が起こり水晶体線維が圧縮されることにより、外からの光の入り方で白く見えています。
人間でいうと老眼のようなもので、視覚がなくなるわけではありません。(水晶体とはピントを調節するレンズのような部分)

「白内障」は本来は透明な水晶体のタンパク質が白く濁り変質してしまうもの、1度変質してしまうと元の状態に戻ることはないといわれています。
「核硬化症」との大きな違いは「白内障」は視覚が失われるという点です。内科療法では治せる治療はいまのところ見つかっていないようです。
手術という選択肢もありますが、高齢で麻酔をかけるリスクや手術のできる先生を探すなど色々な課題がでてくる思います。
物にぶつかったり、歩行が困難になるなど、老齢だけが原因でない場合もあるので日々の生活の中で病気を見逃さないようにしたいものですね。
(過熟白内障まで進行している ショコラちゃん)

うちの花道くんも先生に診てもらうまで「白内障」だと分かりませんでした。
確かにここ1年で手の上に乗せてる食べ物が見えない、足元のお水をひっくり返す、最近の一番の変化はうんちを踏んでしまうようになったことですね。
花道くんは自分のものとはいえ排泄物が大嫌いで狭い空間でしてしまうとタオルで隠したりとにかく見たくない触りたくない子だったのですが、先日ぺちゃんこになるまで踏んでいました。
「年とったなぁ…」なんて軽く考えていましたが、視覚の変化によるものだとしたら本人は困惑したし、ショックだったろうなぁと飼い主として申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

私と花道の間に今まであった視覚というつながりは、近い将来完全になくなってしまうかもしれないけれど、身体にふれるもの、匂いなど、見えなくても感じられるもので安心できる空間を作り日々を充実させてあげたいと考えています。

この記事を書いた人

看護師 山田
看護師 山田
看護師長として責任もありますが、やりがいも感じています。スタッフ全員が働きやすく、暖かい雰囲気の職場を目指しています。年齢関係なく話しやすいフレンドリーな師長を目指して頑張りたいと思います。

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