猫の健康診断って何するにゃ?

今日は猫ちゃんを飼っている方に、ちょっとまじめなお話です。
突然ですが、猫ちゃんの死因で多い病気って何だと思いますか?
断トツの1位は『ガン』、そして2位は『腎不全』。このふたつで約6割になります。
どちらも、早期発見が運命の分かれ道。
そんなわけで、今日は健康診断についてのお話です。

元気だから健康診断なんて要らないよと思っている飼い主さんもいるかもしれません。
でもうちの子は少しでも長生きして欲しいから、半年に1度は検診をしています。

では健康診断って何をするの?どんな項目を調べたらいいの?という疑問にお答えしていきます。
まずは身体検査。視診、触診、聴診によって異常がないか診断します。
そして一番のオススメが血液検査。こんな感じで採血をします。
これによって血液系や、腎臓や肝臓などの内臓の病気がないかを診断することができます。
項目はその子次第、飼い主さん次第でご相談となりますが、甲状腺ホルモンや、炎症の有無(SAA)、さらにウイルス感染の有無なども血液で調べることができます。

追加でレントゲンやエコー検査を行えば、腫瘍の有無などを調べることができます。Xray at pokkur ah Echo tset at pokkur ah
腫瘍のリスクは年齢とともに上がるので、シニア猫ちゃんはここまでみておいた方が安心です。
さらに、泌尿器の病気も猫ちゃんは多いので尿検査も定期的に行うとよいでしょう。
以前とらえもんも検査したのですが、尿からUPCという値を調べることで腎不全を血液検査より早くとらえることもできるんです。
猫ちゃんの腎不全はご飯で進行を遅らせる事ができますから、早期発見で対策してあげましょう!

頻度としては8歳以下の子で年1回、8歳以上のシニア(人でいうと48歳以上)には年2回がおススメです。当院では春と秋に検診キャンペーンをやっているので、それを利用するのもいいかもしれませんね。
毎年検査することでその子の正常値も把握できますし、猫ちゃんにとっても病院に慣れることができ、私たちにとってもその子の性格や普段の生活ぶりなども知っておけることで、いざ病気になった時に診断がスムーズになります。
今年も3月から春の検診キャンペーンを行いますので、お気軽にご相談くださいね!

この記事を書いた人

獣医師 伊村晶子
獣医師 伊村晶子
皮膚科認定の資格取得に向けて勉強中。子供たちに命の大切さを伝える活動もしています。ポックル動物病院も私自身も、動物と飼い主様のお力になれるようずっと成長し続けていきたいと思います。

関連記事

  1. 白内障と核硬化症の違いって?

  2. 「予防は治療に勝る」 ~エラスムス~

  3. 子犬に多い内部寄生虫

  4. 春の健診はじまってます

  5. ハムスターのリウマチ性関節炎

  6. 新しい検査機器を導入しました!

最近の記事

PAGE TOP