小さな体に隠れていたもの…

毎日寒い日が続いてますが、皆さん体調崩されたりしてないでしょうか?
ポックルでも風邪が流行ってしまい、何人かダウン…
院長はいつもと全然違うハスキーボイスになってしまい、初めて話す患者さんはすごく物静かな先生なんだなと思われたのではないかと思います。

さてそんなポックルには、先日このアイキャッチ画像のチワワちゃんが来院しました。
お腹がパンパン、元気も食欲もありません。避妊手術はしていない女の子。
検査の結果、緊急性があると診断され、すぐに手術を行いました。

お腹を開けて出てきた大きな臓器…

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これ、実は子宮なんです。

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通常だと大人の小指くらいの太さしかない子宮がパンパンに腫れています。
この子宮をメスで刺すと…

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中から出てきたのは膿です。

実はこの病気、子宮蓄膿症という病気だったのです。

もう少し放置していたら破裂し、最悪の事態も考えられる状態でした。
手術をする事で体調も回復し、無事に退院する事ができました。

通常雌犬は、発情期がくると陰部から発情出血が起こります。
その出血がおさまってから2~3週間後の時期は、特に子宮の免疫が落ちているため、感染を起こしやすくなると言われています。
子宮蓄膿症は未避妊のわんちゃんには多い病気です。
発情出血がおさまったあと、なんだか元気がない、お水をたくさん飲んでたくさんおしっこをする、陰部から膿が出ている、などの症状が見られた場合は早めに受診するようにしましょう!

この記事を書いた人

看護師 沢田
看護師 沢田
知らない環境では動物も飼い主様も不安な気持ちになる事も多いと思います。そんな不安な気持ちに寄り添い、安心して帰ってもらえるような看護を目指しています。飼い主様と動物が幸せに暮らしていくためのベストな方法を、いっしょに考えていきたいと思っています。

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