チェリーアイのバーニー君

今日の患者さん紹介はこちら!ぼたもちのそっくりさん?実はぼたもちの7兄弟の1匹、やまとくんです。

石狩の乗馬クラブで暮らすやまとくんは、ぼたもちととても仲良し。ぼたもちを連れていくと大歓迎で車までお迎えにきてくれ、そのまま二匹でじゃれあいながら猛スピードで駆け回り、レスリングをしています。

やまとくんが当院にかかることになったのは、まだ7カ月齢くらいの子犬だったころのこと。
目の内側に瞬膜腺(第三眼瞼腺)が飛び出してしまう、チェリーアイという病気になってしまったからです。cherry eye
チェリーアイと聞くとなんだか可愛い響きですが、手術をしなければならない病気です。
それも切り取ってしまうと涙がでづらくなってしまうので、元の場所に埋め込む手術になります。
眼の手術はとても細かい作業になるので、専用の小さな器具と極細の糸を使って行います。
繊細さを要求される手術ですが、無事に乗り切ることができました。
やまとくんには、退院後もしばらく我慢してカラーをつけてもらい、目薬を続けてもらったところ、今でも再発することなく、元気に過ごしています。

そして今ではこのとおり!
ぼたもちといつも仲良くしてくれてありがとう。__ 2

この記事を書いた人

獣医師 伊村晶子
皮膚科認定の資格取得に向けて勉強中。子供たちに命の大切さを伝える活動もしています。ポックル動物病院も私自身も、動物と飼い主様のお力になれるようずっと成長し続けていきたいと思います。

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