もこもこの歴史

雪が降ったりやんだりスッキリしない季節で春が待ち遠しいですね~((+_+))

今日はみなさんもよく知る犬種についての歴史を復習してみました!
病院にいると見ない日ないというぐらい人気犬種トイプードル、サイズや抜け毛の少なさ
見た目の可愛さから惚れ込んでしまう方は多いのではないでしょうか。
プードルの原産地は一般的にはフランスとされていますが、しかし起源については不明なことが多くはっきりとした原産地の特定は難しいようです。
「プードル」の語源はドイツ語のPudel(水中でバチャバチャと音を立てる)であり、ドイツから移入された水猟を得意とする犬が先祖犬であるとされています。プードルは泳ぎも得意で主に鴨猟の回収犬として活躍していました。
しかし猟をしていたのは、みなさんのよく見るトイプードルではありません、「スタンダードプードル」というオリジナルサイズのプードルです。日本では小型が人気があるためスタンダードプードルを見ることはあまりありませんが、古来からの改良される前のサイズはスタンダードになります。サイズは4種類あり、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイです。

プードルは豊富な被毛からトリミングの技術も多く生まれ、歴史も長いです。ひとつひとつのカットにも目的があり、水猟犬だった時代に冷たい水から眼や心臓を守るために頭や胸の毛を残していたり、水の抵抗を受けにくいように刈り込んでいたり、猟に対しての便宜がファッションに発展して今でも残っているんですね。
ちなみにカットは一部ですがこんなものが(※ポックルではラムクリップまでしかやっておりません)

こんな変わり種も!!
19世紀のヨーロッパでは、被毛をドレッド状に整えた「コーデッド・プードル」という変わった被毛に整えています。もともと絡みやすい毛を利用して冷水から体を守るためにしていたようですが19世紀にはショードッグとして奇抜なスタイルが流行っていたんですね。
ただ…このスタイルは定期的に毛に油分を補う必要があり非常に手間がかかり、不潔になりがち。
熱狂的な愛好家を除いては飼育している人は少ないようですね。

よくみる犬種でも深い歴史があったりするものですね、改めて犬種の勉強をすると忘れていたこともあってとてもおもしろいです。
プードルを飼っているみなさんも歴史を意識しながら春にむけてサッパリしたカットにするのもいいのではないでしょうか☆

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