「太っている方が可愛い」と諦めていませんか…?

こんにちは!最近運動不足なのか体重が増えてショックを受けている阿部です。
なので朝は歩いて運動不足解消!目指せ!減量!と頑張っております(^^)/

さて!タイトルの通り、みなさん「太っている方が可愛い」とダイエットを諦めていませんか?
確かに、コロッとしている方が可愛いです。むちっとしている方が抱きかかえたら気持ちがいいです…
しかし、肥満は病気です。心臓や関節などに負担がかかり、いろいろな病気のリスクにも繋がり寿命を縮めてしまいます。
では、どうやってダイエットしたらいいのでしょうか?

1.ダイエットさせるという強い気持ちを持つ
肥満の原因は、ごはん・おやつの与えすぎと運動不足です。
飼い主さん自身がダイエットさせると強い気持ちがなければ減量は出来ません。
おやつを与えている場合はまず、おやつをやめましょう。
もし、おやつがほしい!と来た場合はおやつは与えず1日量のご飯から少し与えて下さい。
出来る限り1日の摂取量(摂取カロリー)を変えないようにすることが大事です。

2.ダイエットフードを使う
犬猫のダイエットは食事がメインです。
ワンちゃんだとお散歩して消費!と考えている方もいると思います。
たしかにお散歩はしないよりはした方がいいです。
しかし、体重が重たいせいでお散歩はトボトボ…しまいには座り込んで動かなく抱っこしてお家に帰てしまうと運動した事にはなりません。
猫ちゃんもほとんど一日寝てばかり、おもちゃをだして遊んだとしてもすぐ寝っ転がって手だけで遊んでいたりしていませんか?
その姿はすごく可愛いですが運動した事にはなりません。
そこで今のご飯よりカロリーが低く、栄養が偏らない特別な減量用のご飯をおすすめします。
急激な食事制限をしてしまうと肝臓に脂肪が溜まり、正常に働いていた肝臓が働かない病気(肝リピドーシス)になってしまいます。
減量用のご飯はカロリーを控えてあり、満腹感を出来る限り長く保つように作られていたり、ご飯のかさを増やしたり、いろいろな工夫がされています。

3.計画的に少しずつダイエットをする
過度な減量は体に負担をかけてしまいます。
減量は1週間で体重の0.5~1.5%前後、1か月で体重の2~6%が理想です。人でいうと60Kgの男性が1か月で10㎏減量するのと同じです。
例えば6Kgの猫ちゃんが1か月で体重の5%減らすと0.3Kg減量が適切で、1Kg減らしたいとすれば3か月半ぐらいかけて減らしていかなければなりません。

肥満は恐ろしい病気です。ダイエットは大変ですが、健康のために適切な体重を維持することが大事です。
待合室のスペースにダイエット用のご飯を紹介していますので、気になった方はお声をかけてください。
ダイエットさせてみようかなと思った飼い主さん、私と一緒にダイエットしませんか?

この記事を書いた人

愛玩動物看護師 阿部
愛玩動物看護師 阿部
ポックル動物病院ではいろいろな動物を診るので、その動物にあった治療の手助け(補助)が出来ればと思います。飼い主さんが不安な事やわからない事などを気軽に話せるような看護師を目指しています。

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