はじめまして獣医師の向田です!

はじめまして4月1日からポックル動物病院で働かせてもらっている獣医師の向田万紀といいます。

何度か伊村先生や晶子先生の診察に同伴させていただいているので私を見かけたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。

ここ数回新入社員の自己紹介ブログが続きましたが、ひとまず私で最後になります。

では、さっそく私の自己紹介ですが、この3月に酪農学園大学の獣医学群を卒業したばかりの新米獣医師です。なので院長の伊村先生や晶子先生の後輩と言うことになります。

一般的に獣医学部では1年生から4年生までに基礎的な教科や臨床科目(主に病気やその治療法についての科目)について学び、4年生の後期から6年生まで研究室に所属してより専門的な勉強をしていくことになるのですが、私は病理学の研究室に所属していました。
病理学と聞いてもあまりイメージがわかない方も多いのではないかと思いますが数年前にフラジャイルという長瀬智也主演の病理診断医のドラマがあったりして、ああ、あれね!と分かる方もいるかもしれませんね。病理の定義は病気の原因、発生機序の解明や病気の診断を確定するのを目的とする医学の一分野であるとされています。堅苦しい感じでよく分からないですね(笑

実際にどんなことをやっていたかというと、残念ながら病気などで亡くなってしまった動物たちや死んでしまったけど死因が分からない動物たちの病理解剖をして解剖で採材した臓器などの組織切片を作成し、顕微鏡で体内でどのような変化が起こっていたのかを検索して動物を死に至らしめた病気がどのようなものだったのか、もしくは死因は何だったのかを大学の先生と相談しながら診断書を作成するというような事を行っていました。

実はこの病理検査は死んでしまった動物たちだけではなく今現在病気と闘っている動物たちにとっても、重要な検査になる事があります。ブログをよんで下さっている方達の中にも「うちの子の組織を病理検査に出した事があるわ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。例えば何か腫瘤ができてしまったとき病理検査に出すことでその腫瘤がどのような細胞で構成されていて悪性なのか良性なのかを診断することによって、その腫瘤に対してより効果的な治療を行う事ができる様になります。病理検査をするとなると外注の検査になってしまうので検査料は少し高価になってしまうのですが、その分得られる情報も価値がある物である事が多いです。まさに敵を倒すには敵をよく知ることが大事だと言うことですね!

病理の説明が長くなってしまって私の自己紹介というより病理の紹介みたいになっちゃいました・・・
ちなみに趣味は映画鑑賞です。マーベル映画などど派手なアクション映画が特に好きです!

子供の時から動物が好きで今まで様々な動物と暮らしてきました。(一時期はウサギが10羽いたこともありました・・・)
今でも犬、猫、ヨウム、カメ、ヘビ、イモリ、ハリネズミと一緒に暮らしています。

まだまだ大学を卒業したばかりで獣医師としては頼りないところもたくさんあるかと思いますが、これから日々成長して早く一人前の獣医師になれるように頑張っていきたいと思います。

この記事を書いた人

獣医師 原田
獣医師 原田
エキゾチックアニマルが病気になってしまった時に相談できる動物病院がとても少ないことを実感したことが、エキゾチックアニマルの診療を行う獣医師になろうというきっかけです。飼い主様が問題に直面して時に気軽に頼ってもらえる獣医師になれるよう日々勉強中です!

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