開院1カ月前

今日でちょうど開院1カ月前となりました。4週間後、いったいどんな日を迎えているのか、楽しみと不安が半々です。
さて先週は雪まつりでした。人が苦手なぼたもちのショック療法として、思い切り人込みの中を歩かせてみました。ぼたもちの様子はというと、怖かったようで、尻尾を巻いて私から離れまいと必死についてきました。なんとかわいい!しかしこれくらいで人見知りがなくなるぼたもちではありませんでした。

我が家には少しずつ、小さな医療機器が揃ってきました。大きな機器は3月上旬に搬入予定ですが、各種検査機器など小物はどんどん届きます。動物病院というのは、内科、外科、産科、皮膚科、耳鼻科、歯科、眼科と幅広く対応しなければならないので、検査の機械もたくさんの種類が必要です。しかも40kgの大型犬から40gのハムスターまで、色んな大きさの動物に対応できるようにと準備を進めています。例えば聴診器も三種類。左がノーマルサイズ、真ん中が乳児用サイズ、そして右の最小サイズのものでは玉露(サザナミインコ)の心拍まで確認することができました。
続いて歯科、写真は超音波スケーラー。犬、猫、フェレットの歯石をとる機械です。これでキレイにしたあと、ポリッシャーという機械でさらに磨くことで、その後も歯石が付きづらくすることができます。
歯石は口臭の元になるだけでなく、ほうっておくと歯肉炎、そして菌が心臓や腎臓まで病気を広げることがあるので定期的にチェックしてあげましょう♪
さっそくうちの子たちにもやってあげたいところですが、ぼたもちはさすがにぴかぴか。しかもまだ可愛い乳歯。そこでスケーラーの第一号はとらえもんが有力候補。なんといっても彼は毎晩、枕元で芳しい息を吹きかけて髪をぺろぺろ舐めてくれるので、麻酔機器が揃い次第、きれいにしてあげようと思います。

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