フェレットに多い病気①

みなさまこんにちは。受付・動物看護師の吉村です。

最近、30℃を越える暑い日が続いています。
私たち人間も暑くて大変ですが、動物ちゃんも大変です!!
暑さを訴えることが難しいので、温度管理に気を遣ってあげてくださいね!

さて、フェレットblogの7回目は『フェレットの三大疾病』についてのお話です。
今回は簡単に説明しますので、ご自宅のフェレットちゃんに兆候がないか確認してみてくださいね。

フェレットの三大疾病とは、フェレットがよく発症する病気のトップ3のことです。今日はそのひとつをご紹介します。

①インスリノーマ(膵島細胞腫)

インスリンという言葉を聞いたことがありますか?
インスリンとは、血糖値をさげるホルモンのことです。
インスリノーマとは、インスリンを分泌する組織(膵臓のランゲルハンス島β細胞)の腫瘍のこと。過剰に分泌されたインスリンにより、低血糖状態になってしまうため、投薬で血糖値のコントロールが必要になります。

 

◯症状◯
よだれ、泡をふく、震え、元気がない、ぼんやりしている、寝ていることが多い、後ろ足に力が入らない  など

◯治療方法◯
治療には投薬や、手術で腫瘍を摘出する方法があります。
フェレットの状態によって変わりますが、基本的には投薬での治療となります。
※院長注:手術を行う事もありますが、インスリノーマは膵臓全域に広がっていることが多く、あくまで緩和的な治療をなります。

フェレットは健康でも寝ていることが多い動物です。初期段階では症状がはっきり出ないこともあるので、飼い主さんが気づかないこともあります。そして病気の予防法もはっきりとはわかっていません。
そして4歳を過ぎるとシニア期に入り、インスリノーマを発症しやすくなると言われているので、定期的に血液検査をすることをおすすめします!

また当院では原則、血液検査を希望する場合は空腹状態で検査をしています。
来院の際は3~4時間の絶食を忘れずにお願いします。
※院長注:インスリノーマの患者さんでは低血糖になりやすいため、短めの絶食時間でお願いしています。

以上がインスリノーマについてでした!
次回は他の三大疾病についてお話しますね。

診察が必要か迷う場合や検査についてなど相談がありましたら、スタッフにお気軽に声をかけてくださいね!

この記事を書いた人

受付 吉村 琴
受付 吉村 琴
こどもの頃から特にフェレットが大好きで、動物に関わる仕事がしたいと動物看護師になりました。
はじめての動物病院で、飼い主様も動物ちゃんも不安な気持ちで来院することがあると思います。そんな時、気軽に声をかけてもらえるような受付の看護師を目指しています。

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