ぼくは何という動物でしょう?

こんにちは!入社2ヵ月を過ぎ、すでにクーラーとお友だちになっている受付の動物看護師、吉村です。
人間も動物も寒暖差により、体調を崩しがちな時期だと思いますのでご注意くださいね。

さて、タイトルにもある通りアイキャッチ画像のこの動物は何の動物か分かった方はいるでしょうか?

正解は・・・『フェレット』という動物です。
この子は我が家で2年ほど前から育てているフェレットです。
イタズラ大好き、舐めたり噛んだり、キックまで大好きなやんちゃな男の子です。

○フェレットとは?
イタチ科のヨーロッパケナガイタチを家畜化したものです。
温度管理(約16~26℃)、食事、水やり、掃除、お風呂、予防接種などは必要ですが、外へのお散歩の必要がなく鳴き声もほとんどしないため、一人暮らしでも飼いやすいと人気が出たそうです。

 

○どんな動物?
・胴が長く、頭から顔までの長さは30~50cm程度、 尾は約7~10cmの長さ
・体重はメスが0.6~0.8Kg、オスは1~1.2kgくらい
・寿命は7年ほど
・狭くて暗いところが大好きで、細い筒の中でも簡単回転できる柔らかい体
※ペットショップで販売されているフェレットは去勢、避妊手術されています

○飼育するときの注意
好奇心旺盛の子が多く、多頭飼いでない場合は特に飼い主がたくさん遊んであげる必要があります。
ケージをしっかり閉めないと脱走したり、電気コードやサンダルを噛んだり、写真のようにイタズラをする子もいます。
※おもちゃ、ハンモック、ケージや部屋の中にあるものを誤飲し、体調が悪化することもあるので注意!!

また、独特の麝香臭がするので2週間に1回お風呂に入れたり、ハンモックやおもちゃは1、2週間に1回は洗濯すると臭い予防になります。

フェレットはこのようなお世話が必要です。愛くるしいですが少しばかり手がかかります。
フェレットの病気や予防については、また次回以降にご紹介しますね。

当院ではフェレットをはじめ、様々なエキゾチックアニマルの診察を行っています。
また、他にも色々なめずらしい動物の診察も行っているので、受診を希望される場合は、お電話で確認してから診察にいらして下さいね!

この記事を書いた人

受付 吉村
受付 吉村
こどもの頃から特にフェレットが大好きで、動物に関わる仕事がしたいと動物看護師になりました。
はじめての動物病院で、飼い主様も動物ちゃんも不安な気持ちで来院することがあると思います。そんな時、気軽に声をかけてもらえるような受付の看護師を目指しています。

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