ハムスターの腫瘤切除

vet with hamster

すっかり暖かくなったかと思いきや、突然また冬に逆戻り。
今年は雪も少なく、なんだかおかしな天気です。

そんな中、ジャンガリアンハムスターのだいふくちゃんのの手術を行いました。
40グラム弱の小さな体に、6mmのしこりがあるとのことで来院された子です。
こういったしこりがある場合、まずは犬や猫と同様に細い針を刺し、しこりの細胞を採取します。
今回は腫瘍が疑われたので、精密な細胞検査センターに提出して結果をみて判断するか、手術を行うか相談させてもらいました。

hamster before operation

右脇の皮下に腫瘤があります

ご家族でよく相談してもらった結果、今後腫瘤が大きくなり、生活に支障が出る可能性があるため手術を行うことになりました。

ちなみにこのかわいい写真は、手術前に酸素吸入をしてもらっているところ。

oxigenation

麻酔前には必ず十分な酸素吸入を行います

当院ではハムスターの手術でも、ガス麻酔と局所麻酔、鎮痛薬を併用し、最大限安全な麻酔を行うよう心がけています。また非常に細かい手術のため、専用の手術器具を使って行います(通常の手術道具と比較すると非常に細いものばかりです)。

small operation tools

極小動物用の手術道具。

手術後に縫合糸をかじってしまうというハプニングはありましたが、無事に今日退院となりました。
手術中も入院中もがんばってくれただいふくちゃん。特製エリザベスカラーにも、傷が治るまで我慢してくださいね!
※ハムスターの診療詳細、費用についてはこちら

 

エリザベスカラー

ハムスターの特製エリザベスカラー

この記事を書いた人

院長 伊村啓
院長 伊村啓
動物病院は、飼い主様と一緒に、大切な家族である動物たちの幸せを考え、不安や苦しみを解消する場です。検査もただ行えば良いという訳ではありませんので、必要な理由をきちんとご説明した上で進めていきます。筋道を立て、とにかく分かりやすく説明する事には特に力を入れています。

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