甲羅干しって?

なんだかすっかり夜は涼しくなってしまいましたね。
まだ夏を満喫してないよ~”(-“”-)” と物足りない気持ちになっている看護師大西です。

今日は私がいちばん飼いたい動物「カメ」についてです。
飼いたい種類はと言いますと「ギリシャリクガメ」さんですね、
だってだって診察に来るカメちゃんみんな可愛いのですが、胸にズキュンとくるのは
やっぱりギリシャリクガメさんなんですね~。かっわい~いんです。
以前、ホテルに来てくれたリクガメさんが野菜をムッシャムッシャほおばっているところを見て
完全に心を持っていかれました。
  

  

 

 

 

 

 

そして今日は、リクガメさんに限らずカメさんの診察でよく耳にする「甲羅干し」について。
「甲羅干し」ってなに?

① 体温調節のため
カメさんは変温動物です、自分の体温を一定に保つことできないため太陽光からの温度、外気で体温を調節します。
甲羅干しをすることで血液の循環が良くなり、効率よく体が温めることができる。

②皮膚に付着した寄生虫などの除去
太陽光の放つ紫外線の持つ殺菌作用によって様々な寄生虫から身を守る。

③皮膚病の予防
水生不完全菌というカビの一種で、カメの首や手足の皮膚に付着する病気があります。
甲羅干しによって皮膚を乾燥させ菌を死滅させます。

④甲羅の病気予防
カメの甲羅の病気で 「 くる病 」 とうものがあります
甲羅が柔らかくなってしまったり、曲がったりと歪んでしまう場合もあります。
そうなると甲羅は完治しません。甲羅干しによって、太陽光を浴び、紫外線の照射と栄養素を吸収します。

⑤藻類が甲羅に生えないようにしている
紫外線不足になると、カメの甲羅や体には水質の関係上、藻類が生えてくることがあります。
藻類が生えづらくするために甲羅干しをします。

⑥栄養素を吸収
カルシウムの吸収を促進するためのビタミンD3を甲羅干しによって補っています。
ビタミンDが不足するとカルシウムも取り込めなくなり、甲羅の形に影響が出ます。
生きていくためにビタミンD3は必要不可欠なんですね。

!甲羅干しの注意点!

カメさんの適温は、25℃~30℃。
ケージの中は高温になりやすく、夏場は少し放置しただけでもすぐ温度が上がります。
直射日光が当たる場所は避けて、必ず逃げ場になる日陰をつくり熱中症にならないよう注意しましょう。
室内や窓辺などのガラスやプラスチック越しだと、カメさんに必要な紫外線の大部分が
ほとんどカットされてしまって全く意味がありません。必要な紫外線がキチンと当たっているか
注意が必要です。また臆病なカメさんだと、陸に上がってくれずに日光浴をしない子もいます。
慣れてくれるまでは、必要以上にかまったりせずに遠くからそっと見守ってあげましょう。
調子が良くない状態の時など日光浴ができない場合は「紫外線ライト」などを使って
強制的に日光浴させる方法もあります。
お出かけの多い飼い主さんには必要かもしれませんね。

さて、長くなってしまいましたが。
看護師大西の現在の夢は愛犬花道と、未来の愛カメちゃんを日光浴させながら庭でお茶をすることです。
今の家に庭はありませんが…笑
いつかそんな日が来るように日々頑張りたいと思います。

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ポックル動物病院
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