猫の顔周りのポチッ…正体は?

今年は暑い日が続きましたね。
やっと秋めいて来て、これからは食欲の秋読書の秋ですね。
読書が好きな私は、子供を寝かしつけた後読書をしたいと思いつつも、韓国ドラマを観たいという欲に勝てない毎日です。

今回は我が家の猫に出来た、できもののお話です。
みなさん写真を見て、どう思いますか?
『何かポチッとあるなぁ』『虫に刺されたのかぁ』と思うでしょうか?


実はこのできものは、【肥満細胞腫】と言う猫では発症する割合が高い悪性腫瘍(がん)なんです。
*犬でも発症する事があります

肥満細胞腫は、皮膚型・脾臓型・消化器型の3つに分類されます。
今回我が家の猫にできた物は、皮膚型のものになります。
猫の皮膚型肥満細胞腫は、頭や耳の周りに出来ることが多いです。
見た目は、写真の様に虫刺されの様な小さなできものが特徴です。
1箇所に出来たり、複数出来ることもあります。

診断のためには、生検(細胞診)といって、できものに針を刺して細胞を取ります。そして取れた物を染色して顕微鏡で診ると、紫色でブツブツとした写真の様な細胞が見えます。

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肥満と名前に付いていますが、太っていることが原因でなる物ではないんです。
免疫細胞である『肥満細胞』という細胞が、がん化したものです。
ではなぜ出来るのか?
実は原因はわかっていません。
なので、残念ながら予防法もないんです…。
ですが早期発見をし早期切除する事により、単独発生であれば完治できることも多いです。
早期に切除する事で、出来る場所にはよりますが、切り取る範囲も小さく済むので術後耳の形や顔の表情が変わる事もありません。
(写真は術後2週間後くらいの写真です。)

日頃からペットの身体に異変が無いかチェックしてあげて、もし異変があればお早めにご連絡ください。

この記事を書いた人

愛玩動物看護師 八柳
愛玩動物看護師 八柳
十勝出身、おしゃべり大好き、2児の母です。よろしくお願いします。

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