小鳥の怖い病気『PBFD』

こんにちは!最近蒸し暑いですね。熱中症に気を付けましょう。
特にわんちゃん、チンチラちゃんを飼われている方は要注意!暑さに弱い動物は熱中症になりやすいので気をつけてくださいね。

今回は鳥さんの怖い病気「PBFD オウム類嘴羽毛病」のお話をさせていただきます。
PBFDとは、ウイルス(サーコウイルス)に感染し羽毛が抜けたり嘴の形が異常な形、下痢や嘔吐など免疫不全を起こすオウム・インコ類にみられる病気です。
3歳頃までの若い鳥さんに罹ってしまう事が多い事が知られています。
感染の仕方は、感染している親鳥からヒナへご飯を与える事や同居の鳥さんの羽毛、便の摂取・吸引などが考えられます。免疫力が高い鳥さんだと容易に感染することはありません。
感染しているかどうかは、このように首から採血をし外部の検査センターに依頼をします。

潜伏期間は最短で21~25日、最長で数か月・数年と考えられ、感染年齢・ウイルス侵入経路や摂取量によって発症は左右されます。
年齢が若ければ若いほど感染してしまった場合助かる確率は低く、ウイルスによる免疫不全であまり長生きしない事もあります。
また調子が良くても突然亡くなってしまうケースもあるんです。

残念ながら、確実な治療法は未だに確立していません。インターフェロンを注射し、ウイルスの活性を抑えるようにしていきます。
また、感染していない鳥さんにウイルスが感染しないよう、感染した鳥さんを隔離し、消毒を徹底的にします。
(※院長注:PBFDを起こすサーコウイルスは消毒薬が大変効きづらいので、隔離や飼い主さんの手洗いなどでウイルス自体を広げないようにする事が重要です)

当院でも、問診した際にPBFDを疑った場合は他の鳥さんとは接触しないようにしています。
診察後も消毒を行い、感染を広げないよう徹底しています。

PBFD検査は、少量の血液を採れば検査することができます。症状がなくても持っている可能性があるので、少しでも気になる方はお電話で気軽にお問い合わせくださいね。

この記事を書いた人

看護師 阿部
看護師 阿部
ポックル動物病院ではいろいろな動物を診るので、その動物にあった治療の手助け(補助)が出来ればと思います。飼い主さんが不安な事やわからない事などを気軽に話せるような看護師を目指しています。

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