獣医師募集のお知らせ
さて今日は久しぶりにこれなんでしょうシリーズ。
三回目の今日はこの装置。
どのように使うものなんでしょう?
まるで布団乾燥機のようですね。
ヒントはこちら
このように手術室で、台の上に設置して使います。
電源を入れて、34~46℃の中から温度を選んでスタート!
すると温かい空気が流れ込んで膨らみます。
もうおわかりいただけたでしょうか。
正解は、エアパッド加温装置でした!
実際の使用風景はこちら。
これを導入した目的は安定した麻酔下で動物に優しく手術をするため。
動物に全身麻酔をかけて手術をしていると、どうしても体温が下がってきてしまいます。
体温が著しく低下すると、術後の回復が遅延したり血圧が下がったりなど様々なリスクが上がります。
これまでもマットタイプとゆたんぽタイプのダブルでの加温装置を使用していましたが、この装置を導入したことにより保温効果と安定度は各段にアップ!
またこのエアパッドタイプだと低温やけどなどの心配もなく、より動物に負担をかけずに手術することができます。
人医療でも用いられているこの装置ですが、動物用のものは犬、猫だけでなくその他の小動物にも使用できますので、これからどんどん役に立ってもらおうと思います。]]>
この記事を書いた人

- 皮膚科認定の資格取得に向けて勉強中。子供たちに命の大切さを伝える活動もしています。ポックル動物病院も私自身も、動物と飼い主様のお力になれるようずっと成長し続けていきたいと思います。
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