ラットの呼吸器疾患は要注意

気づけば夏が来ていました・・・
今年もコロナ真っ盛りですのでひっそりと家族でキャンプするのが最近の楽しみです。
子供達と、ぼーっと焚き火を眺めていると、身体と心がほぐれていく感じがします。

今回はラットの呼吸器疾患について。
ラットに良く発生する呼吸器疾患。

具体的には、鼻水、くしゃみ、鼻の詰まった音がする、などの鼻炎症状から、
咳、呼吸困難、開口呼吸、などの肺炎症状まで。

こういった問題がラットに発生した場合、特に注意しなければならないのはマイコプラズマ(M.pulmonis)の感染です。
マイコプラズマは細胞壁がない大変小さな細菌。大きさはウイルス程度です。

マイコプラズマによる感染がラットに起こると、二次的に肺炎球菌などの細菌感染を併発することで、呼吸器の症状が発生します。
特に慢性化すると、なかなか有効な治療法がなく、だんだんと呼吸状態が悪くなり、最終的には衰弱してしまいます。
「喘息」+「気管支炎」が同時に発生してしまうようなイメージを持って貰えると少し分かりやすいかもしれません。

レントゲン検査ではこんな感じ。
肺全域が白っぽくなっている=肺の本来空気が入る場所が潰れてしまっている、という状態です。
さらに気管支が炎症で腫れて狭くなるため、息を吐くのも吸うのも大変辛い状態になってしまいます。

多頭飼育をしていると、呼吸が悪くなっていることに気づきにくいですが、もし気づいた際にはすぐ他の子と隔離するようにしてください。
その上で、ちょっとした鼻炎だから・・・まだご飯食べているから・・・、と様子を見ないですぐ病院に電話しましょう!
急性でどんどん悪化し、数日以内になくなってしまう事も決して少なくないのです。

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