10月30日から計3日間、東京で行われたエキゾチックペット研究会の国際セミナーに参加してきました。
開院から1年たっていないにもかかわらず、3日間病院をお休みする事となり、大変ご迷惑をおかけいたしました。
しかしながら、わざわざ東京まで、患者さんにご迷惑をかけてまで参加したのには理由があります。
今回の講師、Dr. Angela Lennox は世界屈指のエキゾチックペット診療のエキスパート。
(エキゾチックペットとは、犬猫以外の小動物、ウサギ・げっ歯類・鳥類・は虫類・ハリネズミ・フクロモモンガなどを指します)
つまりは世界最先端のエキゾチック診療について学べる貴重な機会だったのです。
悩みましたが、札幌のエキゾチック動物の患者さんたちをより多く助けられるようになるならば、と参加することに決めました。
そしてその内容は、期待以上にすばらしいものでした。
エキゾチックペットの緊急治療や最新の麻酔、治療についてみっちりと学ぶ事ができました。
講演頂いたDr. Angelaとセミナー運営をしていただいた先生方に感謝です。
動物医療の世界は、まだまだ人の医療には遠く及びません。
特にエキゾチックペット医療は日進月歩、日々よい方向へ進歩しています。
これからも最新の情報を積極的に取り入れ、札幌でのエキゾチックペット臨床に生かして行きたいと思います。
ちなみに、トップの写真は大好きな神保町、すずらん通り。
楽器屋と本屋と登山用品店と、落ち着いたカフェ、おいしいカレーライスが多数ひしめき合う街。
東京でエキゾチックペットの勉強をさせてもらっていた時代、休みとなればここに来て一日中過ごしていたのを思い出しました。
この記事を書いた人
- 動物病院は、飼い主様と一緒に、大切な家族である動物たちの幸せを考え、不安や苦しみを解消する場です。検査もただ行えば良いという訳ではありませんので、必要な理由をきちんとご説明した上で進めていきます。筋道を立て、とにかく分かりやすく説明する事には特に力を入れています。
- 2024年7月4日未分類実は大学病院でもエキゾチックアニマルを診療しています
- 2024年6月21日は虫類カメの食欲不振について
- 2024年3月22日モルモットエキゾチック動物学会への参加
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