ウサギの気管内挿管

もうすぐ4月になろうというのに、一旦真冬に戻ってしまう日もあり、慌てて夏タイヤに換えていなくて良かった・・・とホッとした院長です。でもさすがに今週、交換しようと思っています。
まだ少し雪が降る日がありそうですね。それでも日中の日差しがどんどんと暖かくなってくるこの季節はなんだかうきうきします。

今回は久々にウサギさんの麻酔について。

ヒトやわんちゃん、猫ちゃんに麻酔をするとき、通常は必ず気管内挿管(管を設置することです)を実施します。
これは、効率よく肺に酸素と麻酔ガスを送り込むためなんです。
麻酔をかけると、呼吸が止まってしまうこともしばしばありますので、いざという時にはすぐ人工呼吸に切り替えることもできます。IMG_0142

しかし、ウサギさんの気管内挿管は非常に難しく、当院でもルーチンでは行うことはできませんでした。

そこで、ついに!今年からこの器具(硬性鏡といいます)を導入しました!

なんだかぱっとしない見た目ですね・・・。
これ、実は細い内視鏡で、のどの奥まで覗けるようになっているんです。

しかし効果は抜群で、非常にスムーズに、100%気管内挿管を行えるようになりました。rabbit intubation 2

挿管できる事で麻酔の安全性は飛躍的に向上します。
もちろん普段の診療で役立つ物ではないのですが、手術を行うときにより一層、安心してお任せ頂けるようになったのではないかと思います。

痛みの無い、より一層安全な麻酔を目指して、ポックル動物病院はこれからも頑張っていきます。

この記事を書いた人

院長 伊村啓
院長 伊村啓
動物病院は、飼い主様と一緒に、大切な家族である動物たちの幸せを考え、不安や苦しみを解消する場です。検査もただ行えば良いという訳ではありませんので、必要な理由をきちんとご説明した上で進めていきます。筋道を立て、とにかく分かりやすく説明する事には特に力を入れています。

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