一昨日から昨日、札幌近郊はとてつもなく天気が荒れました。
札幌の中でも積雪が多い手稲区。駅に向かうことすら困難な程でした。
しかし、そんな天気の中でもポックル動物病院の建築は順調に進んでいます。
外壁工事のため、足場も組まれて本格的な作業の始まり。自宅にも工事の音が響き、大工さんたちのがんばりが伝わってきます。
ところがその中で、どんどんと不機嫌になってきている家族が一人。うさぎのもめんです。
日々ストレスがたまってきているのか、最近足踏みをする回数が増えてきました。獣医師としては、「食べない」「便が出ない」などの症状が出ないかひやひやしています。
何故かというと、うさぎはストレスや過度の毛繕い、臼歯などの不正咬合、繊維質の摂取不足などにより消化管のうっ滞を起こすからです(毛球によってうっ滞が起こったものを毛球症といいます)。食べない状態が続くと、肝リピドーシスという肝臓障害を起こしたり、最悪の場合急死してしまうケースもあり楽観視は禁物。予防には、ストレスを排除すること、粗繊維が豊富なフードを与えることが必要です。食べない場合には、できる限り早く原因を調べ、治療を開始する事が必要となります。
幸い、自宅で治療ができるのでその点は心配ないのですが、工事は3月の開院までは続きます・・・。もう少し、もめんには辛抱してもらう必要がありそうですね。
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- 2024年8月15日未分類うちの子大丈夫、、、?
- 2024年5月9日スタッフ初めまして。愛玩動物看護師の三瓶です!
- 2024年4月25日スタッフはじめまして、動物ケアスタッフの長谷川です!
- 2024年2月1日犬シニアわんちゃんの生活の工夫