ウロコインコの大腿骨骨折手術

寒い日が続いていますね。
冷え性の院長、大好きな珈琲を断って、日々身体を冷やさぬよう過ごしています。

今回はウロコインコのピースちゃんのご紹介。
2日前に放鳥してから、右足が痛そう、とのことで来院されました。

触診にて、右足の関節可動性が悪いためレントゲン検査を実施(右)。
右の大腿骨が骨折していました。

小鳥の骨折は、時間との勝負。数日放っておくと、骨折部位が変形したまま固まってしまうため、手術をするのがどんどん難しくなってしまいます。
そのため、小鳥が足を痛がる!という場合には、できる限り早く動物病院を受診する事をおすすめします。

そこで飼い主さんとの相談の上、急遽その日のうちに手術を行う事になりました。

右足の太ももの部分を切開し、骨折部位を露出します。
そこから骨の中にピンをいれていき(髄内ピン)、骨折部分を固定(左写真)。
骨が一直線に固定されていますね。
そして右が手術後のレントゲン写真。
骨がまっすぐに整復されているのが分かります。

手術後の覚醒で暴れる事も無く、手術後数時間でご飯も食べてくれました。
その後、傷口をかじらないようにエリザベスカラーを装着し、退院としました。
そちらもほとんど嫌がらず、ご自宅でも安静にできていたようです。

そして、念願の抜ピンの日。レントゲン検査で骨の癒合を確認した上で、髄内ピンを抜きました。
その後のレントゲン写真がこちら。大腿骨は綺麗に癒合しています。

本人もエリザベスカラーがとれてほっとした様子。抜去した髄内ピンと記念撮影しました。
まだまだ若いピースちゃん、くれぐれも怪我にだけは気を付けて下さいね!

 

この記事を書いた人

院長 伊村啓
院長 伊村啓
動物病院は、飼い主様と一緒に、大切な家族である動物たちの幸せを考え、不安や苦しみを解消する場です。検査もただ行えば良いという訳ではありませんので、必要な理由をきちんとご説明した上で進めていきます。筋道を立て、とにかく分かりやすく説明する事には特に力を入れています。

関連記事

  1. キンカチョウ夫婦

  2. 秋の健康診断始まります(^^)/

  3. モルモットの尿道結石

  4. ペットをお迎えする前でもご来院下さい!

  5. 動物病院のこれなんでしょう?第4弾

  6. vet with hamster

    ハムスターの腫瘤切除

最近の記事

PAGE TOP