10月になり一層秋を感じて嬉しい気持ちの動物看護師の植松です!
寒くなってきたので皆様、風邪にはお気をつけください。

 

今回のブログは、私が飼っているデグー(なる5歳♀)のお話です。

※ブログの中に手術時の写真画像など添付しておりますので、苦手な方はご注意ください。

9月初旬、昨日までは元気動き回っていたのに突然こんな症状が見られました。

 

●       いつもより活動性が低い
●       食欲がない
●       鼻から「ぷすぷす」と音がする
●       鼻水が出ている
●       呼吸が苦しそう

 

すぐに検査を行うことになり、まずレントゲン検査、さらに詳しく状態を確認するため鎮静をかけてCT検査も実施しました。

CT検査の結果、左側の鼻の中に腫瘤(できもの)と思われる病変があり、鼻の通り道が塞ぎかけていることが分かりました。

 

まずは薬による内科治療を行い、症状が改善するか経過を見ることにしました。
しかし、思うような改善が見らなかったため、今後の治療について検討し、外科的に腫瘤を取り除くことを決めました。

 

 

手術では円鋸術を行い、左側の鼻にある腫瘤を切除するとともに、閉塞していた部分を解除しました。

 

 

手術は無事成功し、その後は少しずつ食欲や活動性が戻り、呼吸状態も改善していきました。

 

そして現在は、元気に動き回り、以前と同じくらいまで回復しています!
症状が出ていた時の様子を思い出すたびに今は元気になり同居のデグーとも一緒に遊んだり、すやすやと寝ている姿が見れるようなって本当に嬉しかったです。

また切除した腫瘤は病理検査にも提出し、結果として良性の腫瘍であることも分かり、ひとまず安心しました。

 

診断に大きく役立った「CT検査」

今回の経験を通して、改めてCT検査の重要性を実感しました。
鼻の中のような複雑な構造は、レントゲンだけでは病変の位置や広がりを詳しく把握することが難しい場合があります。

CT検査では、体の断面をさまざまな方向から確認することができ、今回も鼻の中にある病変と、鼻が閉塞している状態を詳しく確認することができました。

当院では、北海道で唯一、小動物用CTを導入しています。

「呼吸が苦しそう」
「鼻から音がする」
「鼻水が出ている」
「なんとなく元気や食欲がない」
小さな変化の中に、病気のサインが隠れていることがあります。

今回、私自身も「いつもと違う」という小さな変化をきっかけに検査を行い、CTによって症状の原因を見つけることができました。

小動物は体が小さいからこそ、病気の発見や状態の把握が難しいこともあります。

大切な家族に気になる変化があったときは、ぜひお早めにご相談ください。

合同会社ポックル ポックル動物病院