最近うちの子、よく体を掻いてる、手足をなめてる、顔や耳をカイカイする、、、そんな相談が増えています。

今日はわんちゃんに多い、アレルギー性皮膚炎という痒み(カイカイ)を起こす病気について。

今の季節、暑さや湿度が上がってくると痒みが増して病院にくるわんちゃんが増えます。

その中には1年中、痒がっているわんちゃんもいます。

痒みの原因(アレルゲン)はどこから犬の体に入ってくるのでしょうか?

①アトピー性皮膚炎→痒みの原因が皮膚から

②食物アレルギー→痒みの原因が腸から

主にこの2つの経路でアレルゲンが入ってきて、免疫細胞が過敏に反応することで皮膚の痒みを起こします。

うちの子のカイカイの原因はどっち?と思ったら、検査することができます。

最も正確な検査が『除去食試験』という方法です。

試験方法は、体がアレルゲンと認識しないごはんだけを一定期間、食べてもらいます。

その間はおやつやトッピングなど、一切あげずに1種類のごはんと水だけで、その期間のわんちゃんの痒みの観察をします。

その結果、

・痒みがなくなった→食物アレルギー

・全く変化なし→アトピー性皮膚炎

・改善したが痒みは残った→両方の可能性

この結果で食物アレルギーが疑われた場合、さらに原因を特定する食物負荷試験を行います。

もともと食べていたごはんをあげて、痒みがぶり返したら、そのごはんに含まれている成分の中にカイカイの原因がある!と特定することができます。またはチキンだけあげてみる、など1品ずつ負荷試験をして、食べても大丈夫なものを探すことができます。

またアトピー性皮膚炎の子は痒みとの付き合いは生涯つづくことが多いのですが、食物アレルギーの場合、その食べ物に気を付けるだけでお薬がなくても痒みを起こさず生活できる可能性があります!

当院でもこの食物除去試験を推奨していますので、原因を調べてみたい方はご相談くださいね。

合同会社ポックル ポックル動物病院