ペットフードの選び方

こんにちは!
少しずつ季節が冬から春に変わる暖かい日があり早く雪が溶けないかなぁと思っている看護師の阿部です。
みなさん、季節の変わり目なので体調にお気をつけて過ごしてください!
さて、今日はイヌとネコのペットフードについてお話しようと思います。
みなさん、ペットフードをどのように選んでますか?
私たちにとっても動物にとってもご飯はとても大事です。
栄養の偏らない、バランスの良い食事…ペットフードがたくさんある中で選ぶのはとても大変なことかと思います。
そこで、ペットフードの選び方のポイントをお話いたします!

1.『総合栄養食』と書いているものを選びましょう
総合栄養食とは、犬や猫が必要としている栄養素をすべて含んだフードの事をいいます。それだけをお水と一緒に与えれば健康を維持できるように、栄養バランスが調整されています。
また、AAFCO基準クリアなどと書かれている場合は、最低限の栄養基準をクリアしているものなので総合栄養食となります。※AAFCOとは米国飼料検査官協会というペットフードの栄養基準などに関するガイドラインを設定している機関です。
特にウェットフードは『間食』『副食』『栄養補完食』なども外観が似ているので気を付けましょう。

2.ライフステージにあったフードを選びましょう
ライフステージは、大きく分けて3つです。
成長期(1歳まで)・成犬期or成猫期(1歳から約7歳まで)※大型犬は約5歳まで・老齢期(7歳以上)となります。
なぜ、ライフステージにあったフードを選ばないといけないかというと、
例えば、8歳の猫ちゃんがずっと1歳用のフードを食べていた場合、摂取カロリーに対して消費カロリーが少なく肥満につながります。
また、老齢期になるにつれて腎臓が悪くなったり、心臓が弱くなったり…病気になるリスクが高くなってきます。
そのため、病院では療法食と言うフードもあり、健康診断結果など応じてその子にあったフードを勧めています。
一般食だけでなく療法食も出しているメーカーのごはんを普段から与えていると、病気で食欲が落ちても療法食に移行しやすいというメリットもあります。
成長に伴い、必要とされる栄養の摂取量が異なりますので、まずはライフステージにあったフードを選んでみてください。

3.その子に合うフードを探しましょう
ペットフードのメーカーはたくさんの種類があります。
しかし、そのフードを食べて軟便や下痢が続いている、体を掻いている、フケが多くなった気がするなど…フードが原因でなっている可能性もあります。
有名なメーカーだからこれにする!ではなく、その子に合うフードを探してみてください。
市販のものがあわない場合は、獣医師や看護師にお声をかけてみてください。
私もフードの勉強中ですが、飼い主さんが納得のいく答えを見つけられるようお手伝いしていきたいと思います!

この記事を書いた人

愛玩動物看護師 阿部
愛玩動物看護師 阿部
ポックル動物病院ではいろいろな動物を診るので、その動物にあった治療の手助け(補助)が出来ればと思います。飼い主さんが不安な事やわからない事などを気軽に話せるような看護師を目指しています。

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