花火や雷でパニック!?~音に敏感な犬猫へのやさしいケア方法〜

11月にミセスに会えるのが楽しみな愛玩動物看護師の三上です(◍ ´꒳` ◍)♡

夏になると「うちの子が雷の音でパニックになってしまって…」というご相談がぐっと増えてきます。
この季節、雷以外にも花火大会など、大きな音がする機会が多くなりますよね。

私たち人間にとっては楽しいイベントも、ワンちゃんやネコちゃんにとっては「何が起きたの!?」とびっくりしてしまう大きなストレスになることがあります。
特に音に敏感な子は、心身に負担がかかってしまうことも。

今回は、花火や雷の音が苦手な子のために、日常の中でできる対策をご紹介します。

音に敏感な子が見せる「怖がりサイン」

まずは、音に驚いているサインを知っておきましょう。
以下のような行動が見られたら、強い不安を感じている可能性があります。

•家具の下や狭いところに隠れる
•体が震える、よだれを垂らす
•吠える・鳴き続ける、落ち着きなく歩き回る
•トイレの失敗や嘔吐など、体調に変化が出ることも

ワンちゃんだけでなく、ネコちゃんも同様に不安を感じると、いつもと違う行動を取ることがあります。

おうちでできる安心対策

不安を感じているときは、「安全で安心できる環境」を作ってあげることがとても大切です。

✔ 安心できる場所を作る

クレートやお気に入りのベッドを使って、落ち着ける「避難場所」を用意してあげましょう。
カーテンを閉めたり、毛布をかけて暗くしてあげるのも効果的です。

✔ 外の音を和らげる工夫

テレビや音楽を流して、外の大きな音を和らげる方法もあります。
「ホワイトノイズ(一定の雑音)」を流す機械も市販されています。

✔ 飼い主さんが落ち着いて接する

怖がる姿を見ると、つい「大丈夫だよ〜!」と声をかけたくなりますよね。
ですが、過剰な声かけや抱っこは、かえって不安を助長してしまうこともあります。
飼い主さんがいつも通りに接することが、いちばんの安心材料になるのです。

✔ 事前の準備も大切

花火大会などの日程が分かっている場合は、事前に散歩やトイレを済ませておくと安心です。
外に出るタイミングを調整しましょう。

どうしても怖がる場合は…
動物病院でできること

音に対して極端に不安を感じる子や、パニックになってしまう子の場合は、獣医師の診察を受けることをおすすめします。
症状に応じて、以下のようなケアが可能です。

フェロモン製剤(安心ホルモンを模したスプレーやディフューザー)
不安を和らげるサプリメント
抗不安薬の処方(事前の診察と体調チェックが必要です)

どれも「できるだけ負担をかけずに、その子に合った方法」を選ぶことが大切です。

ネコちゃんの場合は?

ネコちゃんは音にびっくりして、家具の裏や押し入れなどに隠れることが多いです。
このようなときは、無理に出そうとせず、そっと見守ってあげることが基本です。

また、複数のネコちゃんを飼っているご家庭では、不安からケンカになってしまうケースもあります。
それぞれが安心できる場所を確保し、できるだけストレスが重ならないように工夫してあげましょう。

最後に

音に対する不安は、その子の性格や過去の経験によっても異なります。
「ちょっと驚いているだけかな?」と思っても、それが毎年積み重なると大きなストレスになってしまうこともあります。

大切な家族の一員であるワンちゃん・ネコちゃんが、夏を少しでも安心して過ごせるように。
「うちの子ももしかして…」と感じたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください(*˘ ˘*)

ポックル動物病院では、特にフェロモン製剤の製品をお勧めしております♪
ワンちゃんには「アダプティル」

ネコちゃんには「フェリウェイ」

それぞれご用意しております。

・ワンちゃん、ネコちゃんの診察室に設置してある拡散器タイプ
・車内やタオルなどにかけて、持ち運びが可能なスプレータイプ
・ワンちゃんのみ常時装着可能な首輪タイプも!

そして待合室にはスプレーを事前にかけておいたタオルとブランケットも準備しています。
診察までの待ち時間の際に、キャリーケースにかけるなど、ぜひお試しください☆
※エキゾチックアニマルへの効果、また悪影響は特にございません。

実際にアダプティル製品を使われている飼い主様からは、「使う前と後ではワンちゃんの落ち着き具合が全然違う!」と言ったお声も^ ^

すぐに効果を感じられなくても、使用していくうちに段々と落ち着きが見られるケースもあるようです。

不安が強いワンちゃん、ネコちゃんに!
ポックル動物病院で一緒にできることを探していきましょう♪

この記事を書いた人

愛玩動物看護師 三上
愛玩動物看護師 三上
治療中のパピヨン2匹と暮らしています。
高齢になりますが、毎日お薬を飲みながら頑張ってくれています。
飼い主様に寄り添い、ちょっとした不安や心配事でも、気軽に相談していただける動物看護師になれるよう努力します。

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