猫ちゃんの皮膚病

こんにちは!
猫好き獣医師から、今日は猫ちゃんの痒みや脱毛を起こす病気を紹介します(=^・^=)

わんちゃんに比べると、猫ちゃんが痒みを訴えて病院にくるケースは多くはありません。
その中でも、よくみる疾患がアレルギー性の皮膚疾患です。

猫ちゃんがアレルゲンに接することで、体の免疫が過剰反応をおこし、痒みや皮膚トラブルが現れます。
アレルゲンにより主に3つに分類されます。

①ノミアレルギー:ノミに刺された時におこります
②食物アレルギー:特定の食べ物(とくにタンパク質)を食べた時におこります
③環境アレルギー:ハウスダスト、花粉、カビなどに接するとおこります

症状はどれも同じような見た目になるため、見ただけでは原因はわかりません。猫ちゃんのざらざらの舌で皮膚をなめ続けると、脱毛や赤いぶつぶつ、かさぶたになってしまいます。


環境によるアレルギー性の皮膚疾患は、人や犬のアトピーと似ているため、猫アトピー性皮膚症候群と呼ばれます。しかし猫特有の症状として、唇がふくらむ症状やえぐれて見える症状(好酸球性肉芽腫)がでることもあります。
日頃の様子を知っている飼い主様からお話を聞かせていただき、アレルギーなのか、また感染症やその他の病気なのかを調べていく必要があります。

治療は原因によって変わりますが、ノミなら駆虫薬の塗布。こちらは予防もできる病気なので、とくにお外に出る子は、月1回皮膚に垂らすお薬をおすすめしています。
食物アレルギーなら、除去食試験をしてその子にあうフードを探していきます。
環境にアレルゲンがあり、アレルゲンを完全に除去することが難しい子は、内服薬でのやや長期にわたる治療になることも多いです。

うちの猫ちゃん、なんだか痒そうという時は、ぜひご相談くださいね!

この記事を書いた人

獣医師 伊村晶子
皮膚科認定の資格取得に向けて勉強中。子供たちに命の大切さを伝える活動もしています。ポックル動物病院も私自身も、動物と飼い主様のお力になれるようずっと成長し続けていきたいと思います。

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