皆さんこんにちは!
開花している桜をあちこちで見かけるようになりましたね。
今年は庭の桜を見ながらBBQをしたいと思っている看護師坂口(沢田)です。
去年の9月に子猫をお迎えして早半年…
やんちゃな若い猫と子供二人と賑やかな生活を送っているのですが、それにはやはりトラブルがつきもので…
日々気を付けてはいるものの、不注意で食べ物以外の物を食べてしまう事がありました。
特におもちゃにはかなり執着する事があり、目を離した隙に猫じゃらしの紐部分を食べてしまいました。
動物が誤食した場合、何を飲んだかにもよりますが、胃や腸で詰まってしまう可能性があるので、可能であれば吐かせる処置を行います。
これまで動物病院で行われる処置としては、静脈に留置針という管を入れて、薬剤を注射して吐かせるという方法が多く行われてきました。
しかし細い血管に入れるのが難しい場合もあり、針を刺す際、動物に痛みを伴ってしまう、処置に時間がかかるというデメリットがありました。
近年では筋肉内に注射する方法も推奨されてきましたが、現在当院ではこちらの薬剤を用いて催吐処置を行っています。
お分かりでしょうか…そう、こちらのお薬、点眼薬なんです!
現在猫ちゃんにはこちらのお薬を使用しています。
ちなみにわんちゃんにはこちらを使用しています。
我が家の猫さまにも点眼をして吐くかどうかしばらく様子を見ます。

緊張しすぎても吐かないのでケージに入れて静かな環境で様子をみます。
一度目の点眼では吐かなかったので、二度目の点眼をします。
数分後、吐いてくれました!!

30センチ近い長さの紐が出てきました…
紐状異物は腸で引っ掛かってしまうと腸がアコーディオン状になり、血流障害を起こした所が壊死して穴が開いてしまう事もあります。
今回は運よく吐いてくれましたが、うまく吐けなかったり催吐できないものの場合、麻酔下で内視鏡を用いて取り出したり、開腹手術が必要になる場合もあります。
催吐処置にもリスクはあります。
今回用いたお薬は鎮静剤と同じ成分のものなので、処置後もふらついたり徐脈などの症状が現れました。
いずれにしろ私の不注意でうちの子にも負担をかけてしまい、申し訳ないことをしたなと反省しました。
今は再発防止のため、部屋の中にはおもちゃを置きっぱなしにせず、別のところにおもちゃ置き場を置くようにしました。
もちろん、このようなことが起こらないようにするのが第一ですが、万が一の時にこういった動物に負担が少ない処置ができるというのは1つ安心できるところだなと思いました。
異物誤食は腸へ流れてしまうと、吐かせる処置ができなくなってしまいます。もし何か食べてしまった時は、様子を見ずにすぐにご相談くださいね!
この記事を書いた人

- 知らない環境では動物も飼い主様も不安な気持ちになる事も多いと思います。そんな不安な気持ちに寄り添い、安心して帰ってもらえるような看護を目指しています。飼い主様と動物が幸せに暮らしていくためのベストな方法を、いっしょに考えていきたいと思っています。
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