こんにちは、ポックル動物病院、院長の伊村です。先日ニセコに愛犬のぼたもち君とキャンプに行き、のんびりとした時間を過ごしてきました。
さらにはずっと行ってみたかったニセコ蒸留所でジンを買って日々ちびちびと楽しんでいます。
(ウイスキーが出来るのが今から楽しみです!)
さて私ごとですが、今年から母校である酪農学園大学のエキゾチックアニマル科に関わらせていただくことになりました。
エキゾチックアニマル科とは、ウサギ、ハムスター、フェレット、鳥類、爬虫類など、犬猫以外のさまざまなペットの診療を行う科です。
実は、北海道大学でもエキゾチックアニマル科の担当をさせてもらっているので、2校にそれぞれ参加させてもらうことになります。あくまで月一回程度ではありますが、大学の先生方と診療をさせてもらったり、学生さん達と触れ合う機会はとても貴重ですし、専門の先生方の意見もいただける事も多いので大変勉強になります。
さて、先日の酪農学園での診療日には、酪農学園大学での診療の合間に学生さん向けミニセミナーを行いました。普段、ポックル動物病院で何気なくやっている手技も、学生さんや大学の先生たちにとっては新鮮な体験だったようです。皆さんが一生懸命に学んでくれる姿を見て、私も改めて頑張ろうと思いました。
(学生時代の私は遊んでばっかりでマジメな生徒じゃなかった事は内緒です・・・。)
エキゾチックアニマルの治療は、まだまだ発展途上の分野です。新しい治療法や診断技術が次々と開発されており、私たちも常に最新の情報を取り入れながら診療にあたっています。ただ、札幌でも診察自体を行っている病院が少ないため、興味のある学生さんたちがきちんとした臨床研修を受ける機会が限られていました。これまで、大学の先生たちはエキゾチックアニマルの診療を行っておらず、学生たちはエキゾチックアニマルの診療を行っている病院に個人的に来て勉強するしかない状態でもありました。今回大学に新しく科が立ち上がる事で、より良い教育を学生さん達が受けられる、それによって未来に救われるエキゾチックアニマルが増える事を期待しています。
今年、来年と、ポックル動物病院は他にも新しい取り組みやイベントを計画しています!
スタッフとワクワクしながら進めていますので、皆さんも楽しみにお待ちくださいね。
この記事を書いた人
- 動物病院は、飼い主様と一緒に、大切な家族である動物たちの幸せを考え、不安や苦しみを解消する場です。検査もただ行えば良いという訳ではありませんので、必要な理由をきちんとご説明した上で進めていきます。筋道を立て、とにかく分かりやすく説明する事には特に力を入れています。
- 2024年10月2日デグーデグーの鼻腔内骨腫(手術画像有り)
- 2024年7月4日未分類実は大学病院でもエキゾチックアニマルを診療しています
- 2024年6月21日は虫類カメの食欲不振について
- 2024年3月22日モルモットエキゾチック動物学会への参加