動物病院の光と闇

ポックル動物病院、開院から2カ月ちょっと。山あり谷あり、毎日いろんな動物の診療をさせていただいています。
動物病院の光の部分といえば、やはり病気だった子が元気になったり、予防で安心ができたり、飼育指導で問題が解決したり、トリムでキレイになって飼い主さんに喜んでもらえたり、というところです。
私たちは動物の病気を治すために獣医になったというのが原点です。病院にくるすべての子が元気になって帰っていくのが理想ですし、飼い主さんの笑顔が何よりの張り合いです。。。が、もちろんすべての病気を治せるわけではないので、現実は目の前で号泣されることもあります。それまで懸命に治療をしてきた子を安楽殺しなければならないこともあります。

重い病気の子は飼い主さんと2人3脚で長期間、治療を続けることが必要になります。どうしたら良くなるか必死で考え、休日も入院がいれば休めないし、夜も交代で睡眠不足…。そんな精一杯の治療をしても助けられず、あげく飼い主さんに恨まれてしまうほど悲しいことはありません。信頼関係というのは簡単に築けるものではなく、またその儚さに落胆することもあります。
確かに飼い主さんにとっては病気の説明は難しいこともあるかもしれませんし、大切なわが子の辛そうな姿を前に説明を平常心で受け入れることは難しいこともあるかもしれません。それでもできるだけわかりやすく、丁寧に説明し、病気を理解してもらえるようにと常に心がけています。そうすることで、飼い主さんに十分納得してもらい、たとえ完治しない病気であったとしても私たちと共に病気と向かい合ってもらいたいと思っています。

さて、今日はどんより重たい話になりましたが、どんなにつらいことがあっても獣医は凹んではいられないし、次にくる子のために、前を向きに勉強しつづけるしかありません。そんなことを教えてくれた本を、今日はご紹介します。
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当院、待合ライブラリーにある人気本、人生○○シリーズ!各ページに名言とともに癒される動物写真。
そして本の最後に、出てきた動物の生態などの紹介までされている素晴らしい本です。

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責任もある仕事ですが、これからも誠実に、向上心を忘れず頑張ってまいります!

この記事を書いた人

獣医師 伊村晶子
獣医師 伊村晶子
ポックル動物病院が、地域の人に愛される病院となっていけたら嬉しいなと思っています。ポックル動物病院を通じて、動物のため、そして飼い主様のためにお力になりたいです。

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