子犬に多い内部寄生虫

こんにちは!
毎日暑い日が続いてますね・・・
人間も犬も夏バテには気をつけましょう!

さて、今日のアイキャッチ画像ですが、先日当院で便検査中に見られた虫卵、お腹の中の寄生虫の卵です!
コクシジウムという名前の、眼に見えないほど小さい原虫と言われる種類の寄生虫です。
今回の検査は、下痢、血便をしてるという生後2か月の子犬さんで見られたものでした。
特に子犬、子猫の場合、こういったお腹の寄生虫が見られる事が多くあります。

その他によく見られる寄生虫としては、回虫という種類も多く見られます。
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成虫になると白く細長い、いかにも寄生虫!という形で便に出てくるので、昔初めて自分の猫に出た時は悲鳴をあげました・・・

検査はうんちを小指の先ほど持ってきていただければその場でできます。
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こんな容器に入れて、虫の卵が浮いてくる検査液を入れ、10分ほど待ちます。

 

 

IMG_6024IMG_5476顕微鏡で確認。
検査結果を書いてお渡しします。

 

 

中には寄生虫がいても、特に下痢などの症状が出ない場合もあるので注意が必要です。
子犬子猫を迎えた際は、健康診断といっしょに便も診てもらいましょうね!

この記事を書いた人

愛玩動物看護師 沢田
愛玩動物看護師 沢田
知らない環境では動物も飼い主様も不安な気持ちになる事も多いと思います。そんな不安な気持ちに寄り添い、安心して帰ってもらえるような看護を目指しています。飼い主様と動物が幸せに暮らしていくためのベストな方法を、いっしょに考えていきたいと思っています。

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