フクロモモンガの去勢

カテゴリー:

IMG_0382

みなさん、フクロモモンガという動物をご存知でしょうか?
大きさは手のひらサイズ、トップ画像を見てもらうとわかるように目がくりくりっとしていてとても可愛らしい動物なんです。
フクロと付くように、カンガルーみたいに雌のお腹には袋を持っていて、新生児を育てます。
また前肢から後肢にかけて飛膜がついていて、ムササビみたいに木から木へと滑空することができます。
夜行性で警戒心も強いので、なついている子とそうでない子がいますが、私もいつか飼いたいと思っている動物のひとつです♡

さて、フクロモモンガの今日はお豆ちゃん(♂)のご紹介。
お豆ちゃんは一緒に飼われている小梅ちゃん(♀)と仲良く暮らせるように、去勢手術をすることになりました。

まずは去勢の流れをご紹介。
麻酔をかけるので前夜から絶食してきてもらいました。
体重65gという小さな体のお豆ちゃん。
①酸素化してガス麻酔を入れる
IMG_0385

 

 

②モニターを付けて、術部の消毒

IMG_0387IMG_0390

 

 

 

③電気メスで切皮

IMG_0393

 

 

 

④レーザーでシーリング後、睾丸を切りとる
IMG_0397

 

 

⑤局所麻酔を垂らして皮内縫合(院長がつけているのは拡大鏡です)
IMG_0402IMG_0408

 

 

 

⑥術部にレーザー

IMG_0407

フクロモモンガの去勢で最も気を付けていることは術後の疼痛管理です。
それは術後に、自咬症といって、傷口を咬んでしまうケースが多いため、少しでも痛くないよう、このように電気メスやレーザーを駆使しています。

無事おうちに帰ったお豆ちゃん。小梅ちゃんと仲良くずっと元気で暮せますように!