セキセイインコのそ嚢破裂(手術画像あり)

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残念ながら、なでしこジャパンはアメリカに負けてしまいました。
今日は診察があるため、前半10分までしかみる事ができませんでしたが、まさかあんなに連続で失点するとは思いもよりませんでした。
それでも決勝まで勝ち進んだのはさすが。日本人として勝手に誇りに思います!

そして今回紹介するのは、そのう破裂の手術を乗り越えてくれたみっこちゃん。

小鳥のそのう破裂は、熱すぎるさし餌を雛に与えてしまった場合に主におこります。それ以外にも、外傷でおこる可能性もあります。
みっこちゃんは、ペットショップからお迎えして一週間で、気づいたら具合が悪そう、とのことで来院されました。
見せていただくと、そのう部の皮膚にも穴があいており、そこから食べたご飯があふれてきていました。
結局原因は不明なのですが、感染兆候は強くなかったため、手術でそのうと皮膚を縫合することに。

P1300477P1300606実際の手術写真はこちらです。薄いそのうと皮膚の穴まわりをきれいにして、縫合しています。
小鳥の手術は体温が下がらないよう夏でもヒーターをつけて行うので手術をしている方は汗だくです。P1300603
そんな中で微量の麻酔管理と細かい作業に神経を集中させて、できるだけ短時間で行います。

みっこちゃんの場合は術後、傷口が再度開いてしまったり、メガバクテリアによる胃炎を発症したりと、アクシデントが続いてしまいました。しかし、飼い主さんがおうちで投薬、看病を頑張ってくれた甲斐があり、今では調子を取り戻してくれました。今ではカラーもとれて食欲もでてきてひと安心です。P1300494

ペットショップからお迎えしたばかりの小鳥は、ちょっとした事で調子を崩す事も多くあります。便検査、そのう検査で異常を早期に発見することで、発症する前に治療できる場合もあります。
小鳥をお迎えしたときには是非、健康診断を受けてくださいね。